ペット用品でおなじみのアイリスオーヤマ株式会社が毎年行っている「猫の国勢調査」の2015年度版※が発表されました！
みなさんの飼っている猫種は？ 一番多い猫の柄は？その他、猫と暮らす人にとって興味深い愛猫の性格や飼育環境、食餌、トイレ事情などの調査結果も…。ピックアップしてご紹介します！
※アンケート期間：2015年の1/15〜2/2、対象：802名の飼い主さんと猫1,399頭（アイリスペットどっとコム会員）

76.4％の人がMIX・雑種の猫を飼っている

猫種ではMIX・雑種がダントツの1位、全体の76.4%を占めました。去年3位だったスコティッシュ・フォールドがアメリカンショートヘアーを抜いて2位に。近頃のスコテッシュ・フォールド人気がうかがえます。純血種の割合は23.6%でした。
■猫の種類ベスト10

順位	猫の種類	回答数	昨年比・順位
1	MIX・雑種	1070	→
2	スコティッシュ・フォールド	67	↑(3位)
3	アメリカンショートヘアー	61	↓(2位)
4	メインクーン	25	→
5	ロシアンブルー	22	↑(6位)
6	ペルシャ	19	↑(8位)
7	ノルウェージアン・フォレスト・キャット	17	→
8	マンチカン	14	↑(9位)
9	アビシニアン	10	↓(5位)
10	ソマリ	9	↑(圏外)

■ペットホームウェブ「猫図鑑」（世界の純血種の猫40種のデータを掲載）

 猫柄の勢力図は、依然としてキジトラ猫が最大！

猫の柄で見てみると、キジトラ猫が今年も1位でした。この結果は、「猫の国勢調査2010」から6年間も不動。古くから日本いたキジトラ猫が今でも多くの人と暮らしています。
■猫の柄ベスト10

順位	猫の種類	回答数	構成比
1	キジトラ	192	13.70%
2	黒白	137	9.80%
3	茶トラ	122	8.70%
4	茶トラ白	113	8.10%
5	黒	108	7.70%
6	キジトラ白	83	5.90%
7	白	79	5.60%
8	三毛	72	5.10%
9	サバトラ	65	4.60%
10	灰白	47	3.40%

キジトラ猫は、よく似た模様の9位サバトラ猫に大きく差をつけています。実はこの差には理由があります。キジトラ猫は黒・茶色の縞模様、サバトラは黒・うすいグレーの縞模様のある毛柄です。キジトラや茶トラ、三毛などは日本にいた猫で、サバトラは日本にいた猫と洋猫との交配で生まれた可能性が高いと言われています。そのためサバトラ猫は、キジトラ猫と比べて数が少ないようです。

【NAVER】和猫の代表的な種類は、白猫、黒猫、サビ猫、トラ猫、ブチ猫、三毛猫の6種類。キジトラ猫やサバトラ猫はトラ猫の中に含まれます。
【Wikipedia】白、黒、赤斑、黒斑、三毛、トラ縞、キジ縞、雲形渦巻き（タビー）縞に分別。

室内飼いは84％、ご飯は1日2回が53％

愛猫の飼育環境では圧倒的に「室内飼い」が多く（84%）、食餌の回数は2回（53%）、3回（28%）が大多数でした。なかには食餌7回という回答もありましたが、多頭飼いをしている方の回答かと思われます。
その他にも、猫のトイレ事情やフード事情が分かる調査結果が出ています。猫を飼っている方は、ぜひ一度、比べてみてください！
■アイリスペットどっとコム「猫の国勢調査2015」