北海道の寒さに耐え、陽だまりにとろける野良猫たち。猫写真集「ゆきねこ」「かべねこ」
2018.08.16
暑い日が続くなか、北の大地・北海道から猫の写真集のお知らせが届きました!早速ご紹介します。
「ゆきねこ」厳しい寒さに耐え、春の陽だまりにとろける野良猫たち
猫というと寒さが苦手な動物。でも、北の大地・北海道にも野良猫はいます。彼らはどのように北海道の冬を過ごしているのでしょうか?
札幌市在住、遺跡発掘調査と埋蔵文化財の記録保存の撮影に従事する記録系カメラマン、吉田裕吏洋(よしだゆりひろ)さんもまた同じ疑問を抱き、街なかの野良猫たちにカメラを向けました。
撮影は北海道のとある港町、坂の町、山間の町などなど。吉田さんは、どこかに隠れて寒さに震えている猫たちの姿を想像していましたが、体力温存のためか活動量が少ないもののいつも通りパトロールに出かけるオス猫や、じゃれ合う子猫たちの姿を見ることができたそうです。
「ゆきねこ」は、北海道の冬に生きる野良猫たちの日常を伝えてくれる写真集です。
「かべねこ」壁に寄り添う野良猫たちが映る、どこか懐かしい街の風景
隙間や端っこ、囲まれたところが好きな猫は、壁際にいる姿をよく見かけます。吉田さんはそんな壁に寄り添う猫の姿を「かべねこ」と名付け、撮影しました。
吉田さんによると、北海道の街には昭和を思わせる懐かしい風景がまだ残っているそう。「かべねこ」には、どこかレトロな街の風景に野良猫たちが溶け込んだ「猫のいる風景」が映し出されています。記録系カメラマンとしての吉田さんが「消えゆく街の風景」を残した写真集ともいえるでしょう。
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DATA
「ゆきねこ」「かべねこ」共通
B5変型伴/オールカラー/60ページ/1,296円(税込)
北海道新聞社刊 発売中
写真と文:吉田裕吏洋(よしだゆりひろ)
札幌市在住。団体職員として遺跡発掘調査と埋蔵文化財記録保存の撮影に従事。北海道内の外猫や街猫をメインに、彼らが暮らす街ととともにその姿を記録している。
「ゆきねこ」「かべねこ」共通
B5変型伴/オールカラー/60ページ/1,296円(税込)
北海道新聞社刊 発売中
写真と文:吉田裕吏洋(よしだゆりひろ)
札幌市在住。団体職員として遺跡発掘調査と埋蔵文化財記録保存の撮影に従事。北海道内の外猫や街猫をメインに、彼らが暮らす街ととともにその姿を記録している。
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