救助犬「夢之丞」やペット連れ避難所で熊本地震の被災者支援をするピースウィンズ・ジャパンが緊急寄付を受付
写真:ピースウィンズ・ジャパン
このたびの熊本地震により亡くなられた方々と被災された方々に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
みなさんは今回の熊本地震で、救助犬と捜索活動をしたり、ペット連れ避難所を設営・運営している「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ)というNPO団体をご存知ですか?この団体が熊本地震被災者への寄付金の受付を始めたので、ご案内します。
救助犬「夢之丞」を育成。広島の殺処分ゼロを実現したPWJ
熊本地震で倒壊した家屋の下敷きになったり土砂崩れに巻き込まれた方々を捜索するため、2頭の災害救助犬が派遣されました。一昨年の広島市の土砂災害で活躍した夢之丞(ゆめのすけ)とハルクです。※冒頭の写真は救助に向かう夢之丞。
夢之丞は殺処分寸前でピースワンコ・ジャパンに保護され、訓練を受けて救助犬になったワンコ。ピースワンコ・ジャパンは、ピースウィンズ・ジャパンのプロジェクトの一つで、広島県を拠点に犬の保護・育成・譲渡に関する活動を行っています。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が所在する広島県は、2011年に犬猫の殺処分数ワーストを記録。そこでPWJは殺処分対象となる犬をすべて引き取るプロジェクトを4月より開始。広島県での殺処分ゼロを実現しこのモデルを全国に広げたいと考えています。現在のところ、犬の殺処分ゼロを維持しているそうです。
【ピースワンコ事業】4月から広島の殺処分対象の犬を全頭引取りへ(PWJ)
熊本地震でのピースウィンズ・ジャパンの活動
救助犬「夢之丞」と「ハルク」は、余震で多くの家屋が倒壊した益城町と、本震で大きな被害を受けた阿蘇地区でピースウィンズ・ジャパンのレスキューチームと捜索活動を行いました。
益城町には、ペット連れ専用と女性専用のバルーンシェルターを設置。避難所として運営しています。
熊本地震緊急寄付の受付はこちらから
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は被災者支援活動のため緊急寄付の受付を開始しています。集まった寄付金は、熊本地震で被災者への支援活動やレスキューチーム・災害救助犬の育成などに使われます。殺処分ゼロ活動と、熊本のペットと暮らす方への支援になります。この支援活動に賛同され、寄付をご希望の方は以下からお願いします。
【熊本地震】緊急寄付の受付(PWJ)※終了しました。
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