ペットのベッド、ペット用品、布製品の洗い方は?

2020.09.11
ペット用品 洗い方

ペットと暮らしていると、ペットのベッドや毛布などのペット用品を洗濯しなければなりません。みなさんはどうしていますか?

ペットのベッドや布製品の基本的な洗い方

一般のお家に比べ、洗濯回数が多いペットがいるお家。ペットがいるお宅では、ペットのベッドや毛布といったペット用品から、飼い主さんのベッドカバーやソファカバーまでもが、犬猫の毛だらけになったり、おしっこやうんち、ゲロなどで汚れるのが当たり前です。

みなさんはこれらをどんなふうに洗っているのでしょう?手洗いするには結構な大きさのペットのベッド。私は洗濯機で洗っています。その場合、ペットの抜け毛を洗濯機や排水溝に詰らせないことが大事です。ゴミ取りネットを追加して抜け毛をキャッチしましょう。私の場合はゴミ取りネットを1つ追加、ネットを二重にしました。

私の場合、猫ベッドを洗うときはゴム手袋で猫毛を取り除いてから洗濯機で洗っています。ゲロされたカバーは表面のゲロを落としてから洗濯機にIN。

「ペット用品を洗った洗濯機で人の衣類を洗うのは抵抗が…」という人は、2、3か月に1度行う「洗たく槽洗い」の前にペット用品の洗濯をしてみてはいかがでしょう?私はそうしています。その後、自分の衣類を洗っても、猫毛の付着が気になったことはありません。

無香料の洗剤と柔軟剤を使う!

これだけは守ってほしいことがあります。それはペットがいるお家では必ず無香料の洗剤と柔軟剤を使うこと。

犬の嗅覚は人間の約1000~1億倍、猫の嗅覚は約20万倍。人間より身体も小さいため、香料の害(香害)には十分な配慮が必要です。

とくに香りをウリにした柔軟剤や洗剤は、「マイクロカプセル」という化学物質を使用しているので危険です。化学物質過敏症を発症する人は年々増加しています。

私がTwitterで見た獣医師のエピソードをご紹介します。

ある日、ぐったりした犬が動物病院に担ぎ込まれたが飼い主さんによると原因不明。獣医師が飼い主さんの匂いで柔軟剤の使用に気付き、使用をやめてもらった。その後、犬は無事回復したそうです。

参考:ペットへの香害(カナリアップ)

多頭飼いには小型洗濯機が便利かも?

1~2匹のペットなら洗濯回数もさほど多くありません。しかし、多頭飼いの人はこっちを洗ったと思ったら今度はこっちが…と大変!さらに犬も猫もシニアとなると、嘔吐やおしっこ、うんちの失敗が増えてきます。

そんなとき便利なのが、汚れがひどいものの別洗い用小型洗濯機。一人暮らし用や作業着などの洗濯に便利な洗濯機で、ペット用品の洗濯に使っている人もいます。ペットと同じ洗濯機で洗うのに抵抗がある人にもおすすめ。

手動、洗い機能のみのバケツ型、2層式、全自動などの小型洗濯機があります。

小型洗濯機は設置場所を考えて

一般的な洗濯機も同じですが、洗濯機は設置場所が確保できるかどうかが第一。一番コンパクトなのはバケツ型で、使わないときは片づけられます。でも猫ベッドなどは洗えない大きさです。二層式はベランダや広めの洗面所なら置けそうです。

ペットのベッドやペット用品、ペットが汚した布製品の洗濯が多くなってきた飼い主さん、いかがですか?購入には、機能や洗濯物の容量、設置スペース、使用頻度を考え、失敗のないようにお選びください。

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