無香料は当たり前。ペットのニオイを取りすぎない洗濯洗剤が先行販売

無香料 洗濯洗剤 ペット

犬や猫の飼い主さん、ペット用品の洗濯にはどんな洗剤を使っていますか?獣医学博士が共同開発、ペットと飼い主さんのための洗濯洗剤が登場しました!

犬や猫はニオイから安心を得ている

犬や猫と暮らしている人は、彼らが事あるごとにニオイを嗅いだり、付けたりしていることにお気づきかと思います。

例えば、犬はおしりを嗅ぐあいさつや尿マーキング。猫はスリスリや爪とぎ。飼い主さんや家族が外から帰ってきたときのくんくんチェックは、彼らのお務めと言えるでしょう。そう、彼らの日常活動はニオイを中心にまわっています。なぜなら犬の嗅覚は人間約の1~10万倍、猫は約20倍。彼らはニオイからさまざまな情報を得ています。

ペットが安心できるのは自分と家族のニオイです。自分と家族のニオイがする場所が彼らのテリトリー=安心できる場所となります。

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人間が作った"いい香り"がペットのストレスに?

ところがテリトリーには、自分や家族以外のニオイもします。それが来客や料理、たまに飼い主さんが付ける香水であれば害はありません。しかし化学的なニオイがずっとしていたら…?

例えば、ルームフレグランス、洗濯洗剤、柔軟剤。これらにはほぼ化学的なニオイ成分が使われています。なかでも香りの持続性をウリにした洗濯洗剤や柔軟剤には「マイクロカプセル」という化学物質が使われ、化学物質過敏症を引き起こす"香害"が指摘されています。

またファ○リーズなどの消臭剤にも香りの化学物質が含有。ペットのトイレや毛布、ベッドの消臭にこれらを使うのはNGです。

さらに、猫砂やペットシーツなどにも「フローラルな香り」商品があります。これらもペットのため「買わない、使わない」がベストでしょう。

参考:ペットのベッド、ペット用品、布製品の洗い方は?

犬や猫が嫌悪感を抱くニオイは飼い主さんが気を付けないと家の中にあふれます。こうなると、犬や猫は安心するニオイへの感度が低下する可能性が。つまり、ペットが不安になり精神的な影響が懸念されます。

無香料でペットのニオイを考えた洗濯洗剤

こういった"いい香り"商品の増加から、洗濯洗剤や柔軟剤の選び方や使い方に悩んでいる飼い主さんも多いと思います。

そんなみなさんにご案内するのが、株式会社モンパニエと茂木千恵 獣医学博士が共同開発した洗濯洗剤「cca(シーシーエー)」。シーシーエーはペットと飼い主さんのための洗濯洗剤です。

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茂木千恵 博士……東京大学大学院農学生命科学研究科住学博士課程修了。専門は獣医動物行動学。ペットライフ向上のための研究・講演活動を主にして動物病院にてしつけや問題行動のカウンセリングを行う。フジテレビ系列「モノシリ―のとっておき」日本テレビ系列「志村どうぶつ園」などに動物行動学コメンテーターとして出演。雑誌「Shi-ba」などの記事監修も多数。

茂木博士はペットの幸せについてこう述べています。

ペットの幸せは、ペットが自然な行動を自由にできるかどうかによって決まるといわれています。ペットの生活をより良くするには、体だけでなく心の健康も大切です。最近の研究では、ペットには見た目だけじゃなくて、自分だけの匂い、それはおもに尿や便など体の中から来る匂いがあって、その匂いのやり取りがペット同士のコミュニケーションに欠かせないことがわかってきました。

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ニオイはペットの問題行動に大きく関係

犬や猫の問題行動にもニオイが大きく関係しているそうです。

●猫の尿スプレー
猫の尿スプレーは自分の存在を示すためのマーキング行動です。これは一度習慣化すると止めるのが難しい行動。飼い主さんが掃除すると、実はこれが猫の不安を増大させる可能性があります。

●犬のトイレ以外の排尿
トイレトレーニングはできているのにトイレ以外の場所で排尿する犬がいます。これは、犬が不安を感じたとき自分のニオイを部屋に残すという行動。そのため、飼い主さんが掃除をして犬のニオイを完全に取り除くと、逆に犬の不安を増大させる可能性も。

以上からペットの尿や便のニオイは、ペット自身の情報や気持ちを周囲の仲間に伝える重要な役割を担う要素ということが分かります。

脂肪酸系のニオイを取りすぎない

ペットのニオイはおもに2種類あります。1つは糞や尿からするアンモニア系のニオイ。もう1種は脂肪酸系のニオイです。

なかでも脂肪酸系のニオイは大切です。ある研究では、猫が知っている猫と知らない猫の糞からそれぞれ抽出した「脂肪酸」と、有機化合物をかぎ分けることが明らかとなりました。猫の顔の周りから分泌される成分や、足先や鼠径部から分泌される「脂肪酸」も猫同士の嗅覚コミュニケーションに用いられているようです。

洗濯洗剤シーシーエーの特徴は、一般的な製品とは一線を画す「ニオイを取りすぎない」仕様にあります。なぜ「ニオイを取りすぎない」のか?それは一般的な洗濯洗剤に使われる界面活性剤が不使用だからです。これにより、界面活性剤使用の洗剤と比べて3.8倍の「脂肪酸系のニオイ」を残すことができました。

その一方、飼い主さんが感じる不快なニオイを効率的に落とすことも考えられています。天然の柿渋エキス配合で消臭・抗菌・抗ウイルス効果あり。こだわりのポイントは他にも↓

商品概要

用途:綿・麻・合成繊維用
液性:弱アルカリ性
正味量:500ml
成分:炭酸カリウム(8%)、メタケイ酸ナトリウム(3%)、キレート剤、有機溶剤、増粘剤、柿渋エキス
使用量:●水65Lに33ml ●水55Lに28ml ●水45Lに23ml ●水30Lに15ml

Makuakeで先行販売開始

シーシーエーは6月12日よりMakuakeにて先行販売を開始しました。製品の発送は8月21日から。詳しい情報は以下のMakuake内「シーシーエー」ページをご覧ください。

シーシーエー 獣医さんと作ったペットにとって大切なニオイの事を考えた洗濯用洗剤

ペットのニオイといえば、「消臭すること」や「人間が作ったいい香りで誤魔化すこと」がまかり通っています。でも、「それでいいの?」と思っているペット愛好家も多いはず。

そんななか出てきたペットと飼い主さんに画期的な洗濯洗剤、シーシーエー。当サイトスタッフも一度使ってみたいと思っています。

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