ペットと飼い主をつなぐマイクロチップ。横浜市、名古屋市で犬猫のマイクロチップ装着費用を補助

ペット マイクロチップ

ペットと飼い主をつなぐマイクロチップ。環境省でも義務化を検討

犬や猫の体に埋め込み、記録された15桁の数字を読み取って個体識別ができるマイクロチップ。もしもペットが迷子になっても、マイクロチップが装着されていれば、収容された動物病院や愛護センターで飼い主を見つけることができます。災害などでペットと離れ離れになっても、発見できる確率が高くなります。
環境省では、以前から「マイクロチップ義務化について」検討を進めています。この調査によると、マイクロチップの登録数は45万件以上(以下グラフ参照)、国民の認知度は62%でした。

動物ID普及推進会議(AIPO)へのマイクロチップ登録数

ペット マイクロチップ

動物ID推進会議(AIPO)調べ

 2015年度は、横浜市、名古屋市などでマイクロチップ装着費用を補助

また、飼い主とペットつなぐマイクロチップには、犬猫の殺処分を減らしたい行政側の期待もあります。 横浜市と名古屋市では、平成27年度のマイクロチップ装着費用の補助を5月1日よりスタートしています。両市にお住まいの飼い主さんは、この機会にマイクロチップを考えてみてはいかがでしょうか。
■横浜市「平成27年度マイクロチップ装着推進事業」
補助の対象は横浜市民。市民が市内で飼養している犬・猫が4月1日以降に指定動物病院でマイクロチップ装着した費用が一部(1頭につき1,500円)補助されます。横浜市動物愛護センター窓口で必要書類を直接持参、または郵送受付。申請書や登録病院の名簿などは、上記、横浜市保健所ホームページにあります。
■名古屋市「犬・猫のマイクロチップ装着費用の補助について」
補助の対象は名古屋市内において犬・猫を飼っている市内在住の方。市内の保健所でマイクロチップ装着補助券を交付し、市指定の獣医師に提出して費用の一部(犬・猫1頭につき1,000円)が助成されます。
マイクロチップについて詳しいことを知りたい方は、こちらをご参考ください。
■日本獣医師会「マイクロチップを用いた動物の個体識別」

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