犬を飼うと生活や価値観がガラリと変わる!犬と暮らす飼い主へのメリット【生活編】

犬を飼うと、散歩、毎回の食餌、ケア、遊びなどでこれまでの自由な時間は減ってしまいます。その一方で、「犬を飼ってよかった!」という声が多いことも確か。実際、犬を飼った人はどんなことからそう思うのでしょうか?あのタニタの関連会社、Fanimal(ファニマル)の調査結果から、犬との暮らしがもたらす飼い主へのメリットを探ってみました。

犬を飼うライフスタイルの変化を調査

タニタといば、「人」の健康に関する機器でおなじみの企業。健康的で低カロリー、しかもおいしいと評判の社員食堂「タニタ食堂」が有名ですよね。
このタニタの前会長が「ペットの健康」にまつわる調査・研究機関、株式会社Fanimal(ファニマル)を設立。その第1弾調査として、20~30代の男女を対象に、犬を飼うことによるライフスタイルの変化を調査しました。

【調査概要】
1.調査の方法: WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象: 現在犬を飼っており、主体的に世話をしている20代・30代の男女(全国)
3.有効回答数: 400人(世代 ✕ 性別 各100人ずつ)
4.調査実施日: 2017年5月25日~5月29日

その結果の中から今回は【生活編】として、以下の5つの「変化=メリット 」をお伝えします。順番にみていきましょう。

【1】犬を飼うと、早寝早起きになる

犬にとってお散歩は心と身体の健康に必要不可欠なもの。ごはんと同じくらい大好きで楽しみにしています。犬を飼うと1日2回程度のお散歩が日課となり、暑さが苦手な犬のため早朝にお散歩にいくことになります。調査によると、平日は全体で平均30分早起きに、休日は平均41分早起きするように。もっとも顕著な結果となったのは、20代女性休日の起床時間で、なんと平均65分早起きになりました。

犬を飼う メリット

【2】犬を飼うと、スマホやゲームをする時間が減る

犬を飼うと、必然的にこれまでの自由な時間を削ることになります。調査によると、「スマホでゲームやSNSを利用する時間が減った」では、「あてはまる」と答えた人は14.3%、「ややあてはまる」と答えた人は29.2%、合計43.5%の人が「スマホでゲームやSNSを利用する時間が減った」と感じています。もっとも顕著な結果となったのは、20代男性の「あてはまる」と答えた人19.0%と「ややあてはまる」と答えた人39.0%、合計58%もの人が「スマホでゲームやSNSを利用する時間が減った」と感じていました。

犬を飼う メリット

【3】犬を飼うと、自炊の頻度が増える

家で犬が待っていると、「早く帰ってごはんをあげなきゃ」と思うのが親心。飼い主さんは、おなかを空かせた愛犬のために早く帰宅するようになります。すると、「時間があるから自炊しよう」ということに。調査によると、「犬を飼い始めてから、自炊の頻度が増えた」の設問では、男性の53.5%(「あてはまる」18.5%+「ややあてはまる」35.0%)が自炊の頻度が増えたことに。女性の39.5%(「あてはまる」16.5%+「ややあてはまる」23.0%)を大きく上回りました。

犬を飼う メリット

【4】犬を飼うと、運動量が増える

犬を飼うと、お散歩という日課により必然的に運動量が増えます。全体で70.7%(あてはまる29.2%+ややあてはまる41.5%)の飼い主さんが運動量の増加を感じていました。

犬を飼う メリット

【5】犬を飼うと、整理整頓を心がけるようになる

犬が家にいると、毛が散ったり、ごはん周りが汚れたり、トイレの汚れやにおいが気になります。また、犬がケガしたり誤飲しないよう余計なものを隠しておかなければなりません。いたずら防止対策も必要です。すると、飼い主さんはお部屋の整理整頓を心がけるように。全体の半数以上の人が「整理整頓を心がけるようになった」と答えており、なかでも男性は、「あてはまる」19.0%+「ややあてはまる」42.0%と、61%以上の人が整理整頓への意識が高まりました。

犬を飼う メリット

男性のほうが、犬を飼うメリットを大きい⁉

以上から、「犬を飼うメリットは女性よりも男性のほうが大きい」といえます。女性に比べて体力に自信がある男性は、いい加減な生活をしがちなのでしょう。となると、中年男性にありがちな生活習慣病は犬がいればある程度は避けられる?もしかすると、男性の救世主は犬!なのかもしれません。

次回は、犬との暮らしがもたらす飼い主へのメリット【心理編】をお届けします。お楽しみに!

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