犬のうんちの捨て方は?お散歩のときのマーキング(おしっこ)の処理はどうするの?

犬のうんち マーキング

犬のうんちの処理の方法は、市町村区によって推奨される方法が異なります。ペット可賃貸、ペット可物件にお住まいの人は、「ペット飼養細則」を必ず確認してから処理してください。

犬のうんちをトイレに流す場合の注意点

建物の設備により、トイレから犬のうんちを流せる場合と流せない場合があります。まずは流せる場合から。

トイレの汚水管が公共の下水管に直結している場合、犬のうんちは人間のトイレに流せます。政令指定都市などでは、この方法を推奨しているところが多いようです。犬のうんちを処理した後のペットシーツは、必ず燃えるゴミに出してください。

燃えるゴミとして犬のうんちを処理する場合

バッキ式の浄化槽(バクテリアにより排泄物を分解)の場合、犬のうんちは流せません。排泄物の想定処理量を超え、分解処理が追いつかなくなる恐れがあるためです。

バッキ式浄化槽のお宅では、犬のうんちを燃えるゴミとして処理しましょう。ゴミ収集日まで犬のうんちを保管することになりますが、臭いや虫が発生しないよう袋に入れ、しっかり密閉しておくのがポイント。ゴミ袋は市町村で指定されている場合があり、炭酸カルシウム入りの袋が多いです。

▼トイレにそのまま流せるタイプ


▼防臭効果に優れたタイプ

お散歩のときのマーキング(おしっこ)の処理方法

オシッコは居室内でペットシーツにさせるのが基本ですが、お散歩中の犬がうんちやマーキングをしたときはどうすればいいのでしょうか?うんちは持ち帰りが基本ですが、オシッコやマーキングをした場合は、水を掛け流すのが基本です。

また、犬のマーキングは自分を誇示するものなので、オシッコとは違う強力なニオイ成分が含まれています。人間の一万倍の嗅覚を持つといわれる犬にとって、水で掛け流した程度でマーキングのニオイはなくなりません。そのため、同じ場所で何度もマーキングを繰り返してしまいます。そういう場合は、市販されているマーキングのニオイを消臭できる消臭剤を利用しましょう。お散歩は、家の門や塀などに排泄やマーキングをされる家の持ち主の気持ちを考えて注意して行いましょう。

最近は犬用のマナーオムツが販売されています。注意してもマーキングしたがる犬に使ってみてはいかがでしょうか?


SHARE