福島県動物救護本部が活動を終了。すべての被災ペットが飼い主のもとへ
12月8日、これまで福島県の立ち入り禁止区域に取り残されたペット達を保護収容し、飼い主への返還や譲渡活動をしてきた福島県動物救護本部から喜ばしいニュースが届きました!
福島県動物救護本部が12月で活動終了に
福島県動物救護本部ウェブサイトによると、シェルターに収容されていた犬と猫すべてが元の飼い主や新たな飼い主に引き取られ、シェルターを閉鎖することになったそうです。
(「福島県動物救護本部三春シェルターの閉鎖について」より一部を抜粋)
シェルター運営開始から4年8か月の間、全国の皆様から御支援をいただいた義捐金を基に数多くのボランティアの皆様方の御協力に支えられながら、シェルタースタッフも懸命に活動してまいりました。
お陰様をもちまして、この12月をもって、シェルターで管理していた1,008頭の被災ペット全てが飼い主の元にかえったり、新たな飼い主の下で生活を始めるなど、我々の元を巣立っていくことができました。
福島県動物救護本部の活動は、今月をもって終了し、今現在管理している三春シェルターについては閉鎖し、スタッフも解散する運びとなります。
1,008頭の被災ペットが救護
福島県動物救護本部、シェルタースタッフの方々の真摯な活動により、1,008頭の被災ペットが救われました。よかったですね!
ペットを愛するみなさんの中には、シェルターでのボランティア活動や義捐金で福島県動物救護本部の活動をサポートした方も多かったのではないでしょうか?シェルタースタッフさん、ボランティア、義捐金で支援された方。みなさんに「ありがとう」と言いたいですね。
福島県動物救護本部のウェブサイト「シェルター通信」では、これまでのシェルターの様子をまとめたプレイバックや、新たな飼い主さんから届いたペット達の様子を見ることができます。みんな幸せそう!ひと安心です。
とはいえ、いまだ避難指示区域がある福島県。復興にはもっと多くの人の力と時間が必要です。福島県の復興支援、今後も心に留めておきたいですね。
福島県動物救護本部とは?
- 福島県
- 福島県獣医師会
- 福島県動物愛護ボランティア会
- 郡山市
- いわき市
SHARE