災害時、ペットと入れる避難所の開設を!竜之介動物病院の署名活動にアクションしよう

ペット 避難所

熊本地震の際、熊本市の竜之介動物病院はペット連れの方への避難所として病院を開放しました。「ペットは家族。一緒にいなければならない」と考える竜之介動物病院の徳田竜之介先生。先生が現在展開している「災害時のペット避難所開設に向けた署名活動」をご紹介します。9月23日、国会へ提出予定とのこと。ペットと暮らすみなさん、ぜひご協力を!

熊本地震の際のペット同行避難の状況

熊本地震の後は多くの方が車中泊をせざるを得ませんでした。なかでもペット連れの方が車中泊を選んだとされています。なぜなら、ペットが苦手な人がいる一般の避難所では「ペットはNG」「ペットは屋外」だから。安心してペットと入れる避難所は、竜之介動物病院やボランティアが作ったペット連れ専用の避難所だけでまったく足りない状況でした。

竜之介動物病院、徳田先生ってどんな人?


ところで、この署名活動を行っている竜之介動物病院の徳田先生ってどんな人なのでしょうか?竜之介動物病院のSNS、徳田先生のブログからその活動ぶりをご紹介させていただきます。

熊本地震後の徳田先生は、病院での治療や救護のほか、各避難所、自宅や車でペットと避難している方を訪ねて、ペットの救護や診察・治療だけでなく、支援物資を届けたり心配事を聞くなど、飼い主さんの心のケアをしました。


7月6日、熊本地震で感じた「ペットが社会の一員として認められていない」という問題を解決するため、熊本県内外12の動物病院と動物専門学校が参加する「熊本災害動物研究会」を発足。徳田先生が代表を務めることに。


熊本地震関連で亡くなった動物たちはおよそ3000頭。9月1日、熊本災害動物研究会/竜之介動物病院/九州動物学院は合同で慰霊祭を行いました。

災害時、ペットと入れる避難所開設のための署名はこちらから!

熊本地震でペットと飼い主を取り巻く状況を見てきた徳田先生は、
「災害で本当に人を助けるならペットも一緒に助けないといけない。飼い主にとってペットは生きる希望です」
との思いから、ペット同伴避難所のガイドラインとマニュアル作りに向けた署名を呼び掛けました。9月23日、国会に提出する予定とのこと。

国のガイドラインができれば、どこで災害が起こっても必ずペットと入れる避難所が開設されるはず。ペット暮らすの安心につながるこの署名活動、ぜひ以下のchange.orgキャンペーンサイトより、ネット署名にご協力ください!※終了しました。

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