世界中の愛犬家に利用されているドッグカメラFurbo（ファーボ）が、興味深い調査結果を発表しました！
犬の留守番で飼い主さんが気になるのは、愛犬がさみしがって鳴いたり吠えたりしていないかどうか…。Furboは日米のユーザーデータから「ワンワン通知」が多かった犬種ベスト５を算出しました。はたして1位は…？

「ワンワン通知」が多い犬種は、日：ポメラニアン・米：サモエド

Furbo（ファーボ）は、犬の様子を見て確かめたり、話しかけたり、飛び出すおやつをあげることができるペットカメラ。Furboの「ワンワン通知」とは、犬の鳴き声を感知してスマホに通知する機能です。
今回の調査はFurboユーザーの中から約1,200名を無作為に抽出し、1週間で「ワンワン通知」が検知された回数を犬種別に結果を算出したもの。まずは「ワンワン通知」が多い犬種から見てみましょう。

小型犬の飼育頭数が多い日本では、ポメラニアンの「ワンワン通知」が1日平均14.4回と最も多い結果となりました。次いで2位がヨークシャー・テリア（1日平均14.1回）、3位がコーギー（1日平均12.1回）、4位がパピヨン、5位がミニチュア・シュナウザーでした。
ポメラニアンといえば小型犬の中でも活発な性質。元気のよさが表れた結果といえるでしょう。
一方で大型犬の飼育頭数が多い米国では、1日平均52.8回のサモエドが1位という結果になりました。次いで2位がヨークシャー・テリア（1日平均23.6回）、3位がプードル（1日平均22.2回）、4位ビション・フリーゼ、5位ドーベルマンでした。
あの白くてモフモフのサモエドはよく鳴く犬種なのですね。意外でした。

大人しそうに見えるけど…じつは？

日米を比べてみて気付いたのは通知数の大きな差です。1位の通知数では日本のポメラニアン14.4回に対して、アメリカのサモエドはなんと52.8回！3.66倍もの通知数でした。2位以降もアメリカは日本のおよそ倍の通知数になっています。
人間同様、日本のワンコはアメリカのワンコより大人しいのでしょうか…？うーん、気になりますね。

「ワンワン通知」が少ない犬種は、日：ウェルシュテリア・米：バーニーズ

次に「ワンワン通知」が少ない犬種を見てみましょう。

日本では、1位が1日平均4.0回のウェルシュ・テリア、2位が1日平均4.4回の狆、3位が1日平均4.6回のペキニーズ、4位が秋田犬、5位がウエスト・ハイランド・ホワイトテリアという結果となりました。

アメリカでは1日平均3.1回のバーニーズ・マウンテンドッグが1位、2位が1日平均3.5回のウエスト・ハイランド・ホワイトテリア、3位が1日平均6.1回のシェットランド・シープドッグ、4位アメリカン・テリア・スタッフォードシャー、5位柴犬に。

「ワンワン通知」が少ない犬種では、日米で回数の差はほとんどありませんでした。

※今回の調査から日本のFurboユーザーの飼育犬種は、トイプードル（24％）、ミニチュア・ダックスフンド（14%）、チワワ（10%）であることも分かりました。

犬の行動心理カウンセラーからアドバイス！

以上の結果に対して、犬の行動心理カウンセラーからアドバイスをいただきました。

「1位のポメラニアンは、よく吠える犬種としても知られています。しかし、吠えやすいか吠えにくいかは犬種だけがすべてではありません。犬は留守番の時に不安やストレスを感じると吠えることがあります。この吠える行動で考えられる原因は、分離不安や家の外の人などに対する警戒が挙げられます。ペットカメラを使って、犬が留守番時に吠えているのかどうかを把握し、吠えている場合は優しく話しかけたりすることで、リラックスできる環境を用意してあげることが大切です」

ドッグビヘイビアリスト田中雅織MISAP(Beh)

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